不動産売却 「仲介」と「買取」の違い それぞれのメリットとデメリットを解説いたします‼

不動産売却 仲介と買取 不動産売却

不動産の売却のご相談をいただくと「仲介」と「買取」の両方をご検討される方がいます。それぞれメリットとデメリットがありますので、詳しくご説明させていただきます。

仲介とは

仲介とは

不動産会社に買い手のお客様を探してもらうことです。主に一般のお客様になりますので時間もかかります。仲介ですので仲介手数料も支払う事になります。

流れとしては

①不動産会社に相談、依頼 

       

②依頼するための契約をする(媒介契約)

      

③不動産会社が広告をだして案内等をして買い手を探す

       

ここでどのくらいの時間を要するかわかりません。問い合わせが少ない場合は金額を下げる等、必要になります。   

④買い手が見つかったら契約

       

契約の前後で買い手が住宅ローンの審査をしますので時間を要します。契約後に、境界確定測量や建物の解体をする場合も時間を要します。境界確定測量で約1ヶ月、解体も建物の大きさにもよりますが約1ヶ月かかります。

⑤引渡し(代金の授受)

買取とは

買取とは

不動産会社に買い取ってもらうこと。すぐに売却、相談した不動産会社が売主となるので、広告もしないので、近隣にわからず売却できます。仲介手数料を支払う必要もありません。

流れとしては

①不動産会社に相談、依頼 

      ↓

②不動産会社と契約

      ↓ 境界確定測量や建物解体が必要な時は仲介と同じく時間を要します。

③引渡し(代金の授受)

仲介と比べるとはるかに時間と手間がかからないという事がわかります。

仲介と買取のメリットとデメリット

         仲介         買取
メリット■買取よりも高額で売却できる     ■手間と時間もかからずすぐに売却できる  
■仲介手数料がかからない
■近隣に知られず売却できる
■契約不適合責任の免責の場合トラブルが無い
デメリット■売却までに時間がかかりいつ売れるか不明
■引渡しまで時間がかかる
■仲介手数料がかかる
■仲介より金額が安い
■買取できない場合がある

上記の仲介と買取のメリットとデメリットを比べると、売り手としては間違いなく買取が

いいのです。

ですが、一番の問題は買取の金額です。

不動産会社は物件を買取って再販売します。

中古住宅の場合は、水回り新品交換、内装工事、外装工事等、フルリフォームして再販売

します。

土地の場合は、分筆、造成工事、上下水道の引込等をして再販売します。

再販売するのにも高額な金額がかかるので、その分買取金額を安く買わないと売り物と

して世にだせないのです。

ですから、買取金額は安くなってしまいます。

一概には言えませんが、相場の60~80%の金額で買取しています。

まとめ

一番の問題は金額ですが、売却する方によって事情は色々です。

・相続で分けるため早めに処分したい

・離婚

・早期に現金化したい

・売りづらい物件だから買取してもらいたい

等の場合は買取している人が多いです。

早めでなくてもよければ、仲介をおすすめいたします。

この記事を書いた人
株式会社高崎不動産  喜多本 博

不動産を売る人、買う人は不安な事ばかりです。不動産のプロとしてお客様にとってプラスになる適切なアドバイスをできるよう心がけています。唯一無二の不動産、色んなトラブルが付き物ですが一つ一つクリアし問題解決のお手伝いをしています。新築住宅購入のお客様は仲介手数料無料のサービス、購入後の手続きも当社で行いますので、満足と安心の取引をさせていただいております。

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