貸駐車場を売却したいとき

貸駐車場として不動産を所有していて、売却する際はどうすればいいのか？手順や注意点などをご説明いたします。

貸駐車場を売却する場合
1. 駐車場を更地にして売却する方法
2. そのまま駐車場として売却する方法
まとめ

貸駐車場を売却する場合

貸駐車場として貸していた土地を売却したい場合・・・

借主がいるし、売れるのだろうか？

借主は解約して立ち退いてくれるのだろうか？

普通の土地の売買と違うので

どうすればいいか？

不安になりますよね。

まずはどうやって売却するかをお教えします！

方法として２つあります。

駐車場を更地にして売却する方法

更地で売却する場合

メリット
・購入する人の範囲が広がるので売りやすい。

デメリット
・借主との契約の解除手続きが大変なのと解体費用がかかる。

需要の少ない土地や、土地の価格が安い地域でしたら更地で
売却することをおすすめいたします。

更地で売却する場合の流れ

①借主全員と契約の解除手続きを行います。
　駐車場の契約は借地借家法の適用外のため契約の解除は
　貸主の都合で解約できます。契約の解除の告知をして借主に
　立退料を請求されても支払う必要はありません。
　ただし、契約書に記載してある期間（1ヶ月前など）、もしくは
　余計に時間を設けて対応してください。
　解除手続きは、売買の買主に事前に話をしておけば、売買契約後で
　も問題ありません。

　　　　　　　　　↓

②解体する
　アスファルト舗装や車止めなどの撤去をします。
　先代から所有していて、長年駐車場で貸していている場合
　アスファルトを剥がしたら、産廃が出てきたという事もあ
　ります。（昔は平気で埋めていた人がいます）
　売却後に問題が生じる事を考えると、解体の時に
　地中を掘って確かめておいた方がいいかもしれません。