高崎不動産のこと・お客様にどうあるべきか

不動産業 最近の出来事

当社に来店くださるお客様は、売却理由(相続問題、離婚、お借入等)や、購入するにあたりローンが組めるか、年収やお借入れなど個人情報を教えてくださいます。お客様も当社を信用してお話してくださいますので、当社の事も知っていただきたいのでこのブログやホームページで高崎不動産のことをご説明させていただきます。

高崎不動産のこと

 当社の会社の設立は平成20年5月8日です。会社の設立をした後に、不動産業の免許を取得したのがその年の9月になります。会社設立の5月以降は不動産業開設の準備、開業後すぐに不動産業にとりかかれるように知人などに挨拶にいったりと忙しい毎日でした。待ちに待った9月に正式に宅建業ができる事になり気合と不安との毎日でしたが、その月の9月15日にリーマンショックがおきました。私は売買の業務しかしたことが無かったのですが、何しろ売買の仕事が無くて困りました。近隣の先輩の不動産屋に挨拶に行くと、「よくこんな時に開業したね」と言われました。後から先輩の不動産業者から聞いたのですが、バブル崩壊の時よりリーマンショックの方が経済の落ち込みが酷かったと聞きました。不動産業は経済に非常に左右されるのでどこの会社も大変だったと思います。売上げがまったく無かったので、とりあえず賃貸を一生懸命こなして数字を作っていきました。不動産屋を開業してから1年間はそんな感じでした。2年目からは知人の紹介等でお客様も増えていき売買で売り上げも作れるようになっていきました。開業して3年間は余裕もなく働いていた記憶があります。

 開業前からホームページに注力しようと思っていましたが、資金と時間がかかるので後回しにしておりましたが、4年目になり少し時間の余裕ができまして、ホームページの制作と毎日の更新作業に注力していきました。5年目に入り、「会社名を変更するだけでホームページの検索率がアップする」とホームページのソフト会社の社長が講演でお話してました。その会社名が今の「高崎不動産」です。会社名に「高崎」「不動産」のビックキーワードが2つも入っているのでそれだけで検索されるという事です。開業当初の会社名は「株式会社高崎不動産」ではなく「株式会社ウィルプラン」という会社名でした。ウィルプランという社名ですが「ウィル」という言葉が言いづらいのと、聞き取りづらいのでそれならばと思い切って、社名変更いたしました。不動産会社に社名変更した旨の挨拶に行くと「会社潰したの」とよく勘違いされました。いい事ばかりでなく、そういう捉え方もされてしまうんです。その後は社名変更した理由をその都度説明しています。あと、最近の不動産屋は横文字が多いので勝手に老舗と勘違いされます。何代目ですか?とか。その時もその都度説明しています。

 その後から今に至るまでは売買に関しては土地、新築戸建て、中古戸建て、事業用物件等の仲介を主に、当社での戸建ての買取、土地の自社分譲もしております。最近では賃貸も少しできるようになってきました。只今開業12年目になりました。
今年はコロナショックもおきてどこの業界も大変な時ですがその分、会社の事、お客様の事、今後の事、色々考えさせられて、これからお客様にどうあるべきかを考えました。

お客様にどうあるべきか

 不動産会社を始めて思ったのですが、不動産屋というのは専門職のようでサービス業でもあります。一般のお客様は何度も依頼はしないけど一度や二度は利用したこともあり、馴染みがありそうでそんなに無い業種なのでしょう。
売却依頼などの場合はどうしたら良いか(お支払の事、相続の事、トラブル)など不動産の事に関して事務所に相談に来ていただきます。頼ってきてくださるので不動産業は専門職でもあります。専門職であるがゆえ、接客は2流だったり、顧客満足度というのですか、接客、サービスとしては事足りない気がいたします。この最低限の接客もできない会社がお客様の事を考え、お客様の立場になって親身になって対応していただけるのでしょうか?いくら専門職で知識が豊富でも、接客が出来てないといい形で終わりません。逆に接客が完璧でも専門知識が無いとお客様にご迷惑をお掛け致します。お客様の立場になって、専門知識を丁寧に説明し、サービス業としての親身な接客を心がけたいと思っています。

「お客様の立場に立って」を考えて思っていたことが、仲介手数料です。都内ですと最近多くなっているのが、新築建売住宅の仲介手数料無料の会社です。新築建売住宅や、中古住宅を買取りリフォームをして再販売する会社などの場合、事細かい調査をすでにしているので、売主、買主が一般の人の売買仲介よりも正直そんなに大変ではありません。そこで売主の業者からは仲介手数料を頂けるので買主様からは仲介手数料をいただかない、無料にするというシステムになっているのです。
当社でもそれができるのではないかと以前から考えていたのですが、それを行うにはポータルサイト(スーモ、アットホーム、ホームズなど)、新聞の折込チラシなどの高額な広告宣伝費を削らなくてはなりません。特にポータルサイトの広告は対効果がありましたのでやめるのに躊躇しておりました。
昨年あたりからポータルサイトの問い合わせが少し少なくなってきまして、担当者に相談しましたら、もっとお金をかければ問い合わせが来ますと言われました。これ以上の高額な宣伝広告費を払うなら、お客様に還元したほうが喜ばれるし、最近ではスタッフが2人いますので、ホームページをもっと充実させられる(ホームページにかかる広告宣伝費は少ないのです)ので、仲介手数料無料にさせていただきました。2,000万円の物件で税込約726,000円が無料になります。お借入れも少なくできますし、新しいお家を買うと新しい家具や家電も欲しくなり、その費用にもあてられます。無料になっても、当社の業務は何一つ削ることはなく、今までと変わりませんのでご安心ください。
 あと、当社の営業スタイルですが、当初から変わっておりませんがお客様が納得のいく決断をして頂くために助言やアドバイスは致しますが、押し売り営業は一切いたしません。購入した後に「買わされた」と言われたくありませんので。
 

 飛込のお客様が来てお話をし、和んでくると本音を言ってくださいます。「入りづらくてどうしようか迷ったんです。」とおっしゃいました。気軽には寄りづらいのですね。これからはホームページやブログを通じて会社の事、私や社員の人間性も知っていただき安心してお気軽にお問い合わせやご来店していただきたいと思っております。この仕事をしていて一番嬉しいことは取引が終わった時にお客様に「ありがとう」と言われ、お客様が喜ばれることです。不満と後悔をして不動産の購入や売却はしていただきたくありません。購入の時も売却の時も不安要素を解消し納得のいく形で事を進めていただきたいと思っています。

この記事を書いた人
株式会社高崎不動産  喜多本 博

不動産を売る人、買う人は不安な事ばかりです。不動産のプロとしてお客様にとってプラスになる適切なアドバイスをできるよう心がけています。唯一無二の不動産、色んなトラブルが付き物ですが一つ一つクリアし問題解決のお手伝いをしています。新築住宅購入のお客様は仲介手数料無料のサービス、購入後の手続きも当社で行いますので、満足と安心の取引をさせていただいております。

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